CCNP Routing and Switching の SWITCH(300-115J)に独学で合格できました。853点でした。
自腹なので確実に一発合格したい、でもあまりゆっくりもしてられない…という中で使った教材や勉強方法をご紹介します。
安定の黒本。Kindle版をハック。
インプレス社の教科書、通称「黒本」です。誰もが買う超定番品ですね。
電子書籍にするか紙の本にするか迷いましたが、今回はAmazonのKindle版の電子書籍にしました。スマホやタブレットがあればどこでも読める利便性を取りました。
残念ながら、この本の電子書籍版は紙面をスキャンしただけのものなので、スマホだと文字が大変小さくなり厳しいです。外ではタブレットで、家ではPCで読んでいました。
問題文を読みつつ解答も読みたい、というとき、2画面を切り替えつつ読めると便利です。残念ながらKindleにはその機能がありません。そこでKindleデータをPDFに変換し、Adobe Reader を使って2画面で見られるようにしました。
変換方法は多くのサイトで紹介されています。私は次のサイトを参考にさせて頂きました。

トレーニングに外せないPing-t

試験対策サイト「Ping-t」。問題集としてPing-tは外せません。CCNP問題集は有償サービスですが、支払う価値は十分にあります。
問題数は十分ですが、似た問題も少なくありません。あまりゆっくりしていられなかったので、似た問題は飛ばしつつ、全問銀メダル状態までこなしました。
コマンド入力形式の問題集「コマ問」にかなりお世話になりました。実試験のシミュレーション問題でスムーズに回答できたのはコマ問のおかげです。少し操作しづらい点が残念です。
やってて良かったインプレス問題集
CCNAはPing-tだけで合格できましたが、初見の問題も幾つか出ましたので、一回で受かりたい今回は、書籍の問題集も使いました。この本もAmazonのKindle版電子書籍で買い、PDFにして活用しました。
実試験ではPing-tで出なかった問題が複数あり、その内の数問はインプレス問題集で拾うことができました。黒本をしっかり勉強しておけば大丈夫なのでしょうけれど、私は問題集で解いて覚えるタイプなので、この問題集を解いたおかげで合格に滑り込めたと思っています。
シミュレーション問題が9問あり、コマンドの復習にちょうど良かったです。
シミュレーターと実機で鍛える
CCNAの勉強でも活躍してくれたGNS3をCCNPでもフル活用しました。GNS3の導入方法は以下のエントリで少し触れています。

IOUではCatalystのシミュレーションが不十分です。そこでオークションを使い中古の Catalyst C3560V2-24TS-E 2台を1万円弱で調達しました。ファンの音がとてもうるさいのですが、気合いも入りますし、実機を前にすると意味もなくわくわくします。
USB-シリアル変換器をPCに取り付けてコンソール接続しつつ、USB-LAN変換器でGNS3と接続させていろいろとコマンドを試しました。私が使った変換器はこちら。USB-LAN変換器はトランク接続が可能な製品です。
GNS3と実機をトランクで繋ぐ方法はこちらでご紹介しています。

有り難いサイト様をフル活用
ネットワークの勉強と言えば「ネットワークエンジニアとして」様。今回も大いにお世話になりました。
海外サイトに目を向けると便利な情報を多数見つけることができます。例えば以下は、シミュレーション問題の解説をしてくれているサイトです。解答をざっと見るだけでも、覚え漏れを確認することができます。
短期集中がお薦め
この試験は暗記力が勝負、短期集中で一気に攻めるのが効率的だと思います。
がんばりましょう!!!
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