ピーナッツバターとジャムとチートスのサンドイッチを作ったら身もだえしたお話です。
Marvin Redpost という児童書があります。幼稚園から小学生くらいをターゲットにした本です。
すごくおもしろい本です。その中に、主人公マービン君とクラスメートのジュディがお弁当を食べるシーンがありまして、そこに「ピーナッツバターとジャムとチートスのサンドイッチ」という異様な食べ物が登場します。
ジュディはピーナッツバターとジャムのサンドイッチと、チートスを一袋、持って来てた。僕が見ていたら、ジュディはサンドイッチを２枚に開いて、そこにチートスを慎重に並べだした。お風呂のタイルみたいに並べ終わったらパンを戻して、もぐもぐ食べた。
かなり意訳していますがこんな感じです。暴力的な組み合わせ。「食べてみたい！」と思いました。意外においしいのかも。
下調べしてみると、「ピーナッツバターとジャムのサンドイッチ」はアメリカでかなりポピュラーな食べ物なのがわかりました。
ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ – Wikipedia
略称「PB&J」。コードネームみたいでかっこ良い。ジャムはブルーベリーでもイチゴでもなんでも良いようです。これはこれで食べてみたくなりました。
一方の「ピーナッツバターとジャムとチートスのサンドイッチ」。情報がない中、作ってみて味をレポートしたサイトをやっと見つけました。
Channing Tatum Peanut Butter Jelly Cheetos Sandwich (people.com)
不思議な味の組み合わせが魔法のようになって欲しかった。まずくて食べられないんじゃないかって心配したし、そもそもトライしたことを後悔するんじゃないかって思ってた。
食べてみたら、ほんとにびっくりするくらいがっかりした。
意訳するとこんな感じで、失敗だった模様。他のサイトでも完全にキワモノ扱いでした。
やるしかない。
レッツ クッキング！
レシピです。
・食パン ８枚切り ２枚
・ピーナッツバター
・イチゴジャム
・チートス チーズ味
食パンの半分で「ピーナッツバターとジャムのサンドイッチ」、もう半分で「ピーナッツバターとジャムとチートスのサンドイッチ」を作ります。
ピーナッツバターとイチゴジャムを片面ずつ塗ります。ビジュアルがひどい。
半分だけ重ね合わせて、まずは「ピーナッツバターとジャムのサンドイッチ」が完成しました。
遂にチートスの登場。やみつき系スナックですね。大好きです。
袋を開けたとたんに強烈なチーズフレーバー！ 公式だってこう言ってます。
ちなみに彼はチェスターチーター君だそうです。完全にキメてますね。
イチゴジャムの上にチートスを並べます。お風呂のタイルにはならないな。
これをもう一枚で挟めば「ピーナッツバターとジャムとチートスのサンドイッチ」が完成！ビジュアルは後ほど。
実食
まずは「ピーナッツバターとジャムのサンドイッチ」から実食。
おいしい！！！！ すごくおいしいですよ。甘いイチゴと香ばしいピーナッツが絶妙のバランス。後でブルーベリージャムでも試したいし、コッペパンで挟んでみたいです。絶対やる。
本命の「ピーナッツバターとジャムとチートスのサンドイッチ」。フライドチキンサンドみたいです。ジャム臭とチーズ臭が怪しい。実食！
ん？ このよろしくない臭いは何だ？
ピーナッツバターとイチゴジャムの甘さでチートスからチーズの味だけ消えちゃいました。「チーズ臭」から「チーズ」が消えてハード系の「臭」だけ残って、知らずに食べたら
「あ、飲んじゃダメ」
って思うかも。噛むとチートスがシャクシャク砕けてジャリジャリ。ハード系チーズがあまり得意ではない私、これはアカン。
フリトレー様が丹精込めて調合したチーズフレーバーを完膚なきまで叩きのめしてしまい、申し訳なさでいっぱいです。
すまんかった。
「ピーナッツバターとジャム」でサンドイッチを作って、食べ終わった後にチートスをいただくのが最高に幸せな食べ方だとわかりました。
以上です。
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