息子君の宿題をスモールステップした話

息子君の夏休みの宿題に、絵を描く課題がありました。題材は自由。四つ切1枚。でっかいです。

息子君、四つ切を前にして固まっています。話を聞くと、何を描けばいいのかわからないとのこと。「好きなことを描いていいんだよ」と言っても、「わかんない!!!」と怒っています。漠然としすぎていてどうして良いのかわからない感じです。

少し手助けすることにしました。

まず題材探し。すこし具体的にすると良いかなと思って「最近、楽しかったことを教えてくれる?」と聞くと、「駅のスタンプラリーに行ったこと」というテーマが出てきました。ポケモンのスタンプラリーにはまっているのです。「覚えてること、教えてくれる?」と尋ねると、少し考えてから、「東京駅。1番線と2番線の車両の色は○○で、3番線と4番線は○○。」と私にはさっぱりわからない題材が出て来ました。

次に手法。大きな紙だとビビるので、A4の紙に下書きすることを提案しました。「少し描いてみようか」と紙を渡したところなにか降りてきたらしく、鉛筆でがりがり書き始めました。ある程度書き進んでから「大きな紙に写してみよう」と促して、遂に本番の紙に描き出しました。

行きつ戻りつ、引っ掛かりながら色を塗って、どちらが上かわからないようなアートな絵に仕上がりました。描けただけ良しとしよう。

目標が遠すぎて無理ゲなことも、細かく分けてみるとなんとかなるものだな、というお話でした。

Image by Laura Retyi from Pixabay

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