クレームが聞こえるだけで苦手

クレームを言っている人の近くにいると気が重くなります。自分が当事者の感覚になります。

宅配便屋さんに行ったときに、女性が店員さんに質問をぶつけていました。どうやら、まったく同じ荷物を以前に発送したことがあって、送料がその時より高いようです。

女性:どうして値段が違うのですか?
店員:前回は安く見積もってしまったようです。
女性:そうじゃなくて、不思議なんです。どうして値段が違ったのですか?
店員:測り間違ったのだと思います。申し訳ありません。
女性:私は理由が知りたいだけなんです。どうしてですか?

どうも会話がちぐはぐで、女性の言葉の裏に、「前回と同じ安い送料にして欲しいけれど、自分からは言い出したくない」という思いを感じます。私が、遠回しに言われる要求が苦手だからだと思います。店員さんの困惑も感じてきます。もし私が言われたら、とても困ってしまいますから。

私の想像が当たっていたなら、女性の気持ちも理解できます。値段が違うなら文句を言いたくなります。そう思っていても、撃沈されます。

私が誰かになにをされたわけでもないのに、勝手に想像して、感じ取って、滅入ってしまう。面倒な性格だと思います。

自分が思っているほど、想像は当たらない。それを思い出しました。店員さんは余裕をもって対応していたのかもしれません。大変だけれど、困ってなかったのかもしれません。

考えても仕方のないことです。面倒な自分とうまく折り合いをつける他ありません。用事を手早く済ませてお店を離れ、おいしいものを食べに出かけました。

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