シェアして幸せになるなら最高じゃないか

少し前に、タイのCMが感動すると話題になっていました。私は観ると必ず涙腺がゆるむので、恥ずかしくないところで観るのが良いです。

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動画の最後に「与えることは最良のコミュニケーション」と出てきます。与えることは尊いです。調べたら2013年の動画でした。良い作品は長く愛されるのですね。

与えることは尊い。これに関して私には青臭い思い出があります。

私には「自分にメリットが返ってきて欲しいから相手に分けてあげる」というのは不純だ!と思い込んでいた時期があります。自分と無関係に差し出すことが尊いのであって、自分のメリットを考えた瞬間にそれは偽善だからダメ!という感覚でした。吉野弘さんの「雪の日に」という詩に歯向かっていた気がします。思い出すと痛いです。

痛い期間を経て、不純や偽善を感じつつも人が喜ぶことをするのが人の優しさだろう、と思うようになったのはずいぶん後のことです。

自分のものを誰かに分けてあげることには具体的なメリットがあるようです。たとえば以下のエントリによると、他者に与える行為は、幸福感を上げてくれたり、体調も良くしてくれたりと、幸せ具合を上げてくれるそうです。

「他人のためにお金を使うこと」は血圧を下げ運動や食事と同じくらい健康にインパクトを与える
これまでに行われてきた研究で、自分のためではなく他人のためにお金を使うことは、その人の血圧を下げるのに加え、幸福感を増加させると示されています。また、他人を支援することは長寿にも関連しているとのことで良いことづくめなわけですが、「人を支援す...

ビジネスで成功した人にも、人に与えることを優先する人が多いという研究結果も。

Are you a giver or a taker?
In every workplace, there are three basic kinds of people: givers, takers and matchers. Organizational psychologist Adam...

私は「相手に分け与える」という言葉の裏に「自分を犠牲にして相手に渡す」という語感を少しだけ感じます。それよりも「シェアする」と言った方が「自分ができる範囲で相手に渡す」という肩の力が抜けた印象があって好きです。募金やボランティアや、今の自分ができること。力を抜いてシェアして、幸せになれたら最高だと思います。

Photo by Lina Trochez on Unsplash

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