歯医者さんに脅されて泣く

お世話になっている近所の歯医者さんに行くと、毎回、親知らずを抜いてはどうかと勧められます。歯が横向きで、歯茎にすっぽり埋没しています。別の歯に接していて、いずれ悪さをするとのこと。歯茎を切るとか、周りの神経がどうとかこうとか。大きな病院を紹介してもらえるそうですが、説明を聞いて怖じ気づきました。

そんな感じでずっと先延ばしにしてきたのですが、遅かれ早かれと思って、観念しました。とはいえ、やっぱり怖くて仕方がありません。「怖い」と叫びたい。世界中に絶叫したい。絶叫中に抜いて欲しい。

行きつけ歯科衛生士さんに「抜くことにしたんです」と伝えると、「そうなんですかー」と言って、ご自身の体験を話してくれました。私よりずいぶん若い衛生士さんで、楽しそうに話してくれましたが、内容が怖い…。

衛生士さん:「患者さんに抜歯を説明しているのに、自分は抜いたことなくて。すごい怖くて。」
私:「やっぱり怖いんですねー。」
衛:「で、がんばって抜いたら、ものすっごい痛かったんです。抜いた後が。」
私:「……痛いんですかー。」
衛:「すっごい痛かったです。2日目くらいからすごい筋肉痛みたいな感じで。すっごい腫れちゃって。」
私:「……腫れちゃったんですかー。」
衛:「どこを抜くんですか?」
私:「下の右の奥っす。」
衛:「下ですか。あー、隠れちゃってるんですね。これ、かなり痛いかなー。」
私:「……ひかいへふかー(口開けてて話せない)」
衛:「でも、ま、だいじょぶだいじょぶ。がんばってくださいねー。」
私:「……はえ(泣)」

正直に話してくれて高感度高いのですが、聞きたくなかったかも。わざとじゃないんでしょうけれど。いや、わざとなのかも。

そんなに痛いのならなおさら時間のある今やる他にありません。腹を括りました。

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