いずれできるようになるかもしれないくらいで良いらしい

息子君はクロールの息継ぎが苦手です。

スイミングスクールで息継ぎ練習が始まったのが4か月前。毎週1回教えてもらっていますが、未だにできないでいました。

先日、一緒に公営プールに行きました。スクールでは一人のコーチが多くの子どもたちをサポートするので、今日は私が息子君の専属コーチとして、しっかりサポートしてあげようと、気合いが入っていました。

ところが息子君、見せてくれるのは床タッチやら水中じゃんけんやら蹴伸びやら、すっかりできるようになったことばかり。肝心の息継ぎは練習しようとしません。

できないことをできるように練習する。苦手なことは練習しなければ、いつまで経っても上達しない。息継ぎもそうだし、勉強だってそうだろうし、これからのいろんなこともそうだろう。だから、今、息継ぎの練習をしなければ、息子君の将来が危うい!

勝手に盛り上がった私は、一生懸命に練習を促しましたが、息子君ははぐらかすばかり。私はイライラしてきて、彼と嫌な雰囲気になり、帰りました。

かわいそうなことをしました。息子君、スクールには喜んで行っています。練習が嫌いなら、スクールにも行きたくないでしょう。一緒に遊びに来たプールでは、好き勝手に遊びたかっただけなのでしょう。無理に練習させなければよかったと反省しました。

しばらくたった後。スイミングスクールから帰ってくると、「息継ぎ、2回くらいできた気がする」と自慢げに言いました。「すごいじゃん!」と言ったら、はにかんだ顔になりました。私の出る幕はありませんでした。

子どもは勝手に育つらしいです。次に一緒にプールへ行くときは、息継ぎ練習はなしに…いや、一回は見せて欲しいな。

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