「やりたい!」にストレートな子がうらやましかった話

いとこのお子さんが遊びに来ました。小学三年生、少し太めの男の子です。勉強は大の苦手。でも、興味のあることにはずんずん突進していって、物怖じしません。聞いたところでは、ディズニーランドにいったときのこと、目当てのアトラクションに一直線で走っていって、追いかけるのに苦労したとのこと。「迷子になったらどうしよう」という気持ちは微塵も持っていないようです。

彼は今度、ツインリンクもてぎというレース場兼レジャー施設に行くと言っていました。私も行ってみたいとずーっと思っているのですが、長い移動と大勢の人と新しい場所が苦手なもので、いざ行動に出ることはありませんでした。

彼に
「行くんだー、おじさんも行きたいと思っているんだけど、行ってないんだ。いいなぁ。」
と言ったら、
「行けばいいじゃん!」
と返されて、きょとんとしていました。私は
「そ、そうだよね。」
としか言えませんでした。

やりたいことの前にいろいろな苦手意識や不安が立ちはだかる私にとって、「やればいいじゃん!」と言い切れる彼がうらやましく感じました。「シンプルに行こうよ!」と励まされた気分です。

天真爛漫な彼は見ていて気持ち良いです。彼の周りの人たちは振り回されて大変そうですけれど。将来は大物だなあと思います。

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